私は、
クルマを運転したり手入れをしたりするのが趣味の一つである。
その趣味の中でも、
サーキット走行が大好きだ。
私は宮崎県に住んでいる。
この宮崎県には
レースが開催できるようなサーキット場はない。
カートやドリフト走行を楽しむ場所はあるのだが。
宮崎にサーキット場がないので、
大分県のオートポリスサーキット場まで行かなければならない。
最近は高速道路も開通し、
ずいぶんと早く到着するようにはなった。
オートポリスサーキット場に通い始めた頃は、
大分県と宮崎県の県境にある宗太郎峠を通っていた。
ここ宮崎からだと、
4~5時間は目的地までかかってしまう。
しかも途中休憩をしながらでなければ、
サーキット走行をする前に疲れ切ってしまうことにもなる。
レースが開始となる時間は早朝だ。
6時30分くらいまでには現地に到着し、
走行を始める準備をしなければならない。
なので、
自ずと出発は夜中となってしまう。
ここで問題となるのが、
大分に前泊して、サーキット場に行くのか、
それとも、
夜中に自宅を出発して、
早朝に現地に到着するようにするのか…
ということだ。
仕事をしている関係上、
前泊するのは難しい。
休暇を取ればそれも可能かもしれない。
しかし、なかなかとれないのが実情だ。
なので、
だいたい夜中に家を出発をする。
私一人でサーキット場に行くのでは無く、
妻も同行してくれる場合は、
行きは妻が運転してくれたりするので、
私は助手席でゆっくり出来るし、
道中に睡眠をとることも出来る。
プラス、
愛犬も一緒に行けば、
心の癒やしにもなる。
ちょっとした家族旅行のよう感じだ。
話はそれるが、
レースが開催されるときなどは、
サーキット場にも出店があり、
焼きそばや、牛の串焼きなんかも堪能することが出来る。
サーキット場で食べる焼きそばも串焼きも格別だ。
家族で行っても楽しめる場所ではないだろうか。
一緒に行ってくれる家族がいれば、
道中も会話をしながら、楽しみながら行ける。
しかし、
妻といつも予定が合うわけでは無い。
場合によっては一人で行かなければならないときもある。
その時は、
ある程度の覚悟が必要だ。
深夜2:00頃に自宅を出発して、
大分に向けて走り始める。
深夜であるため、
勿論交通渋滞などはない。
スイスイと進んでいける。
これと行って信号にかかり続けるわけでも無く、
順調に距離を稼ぐことが出来る。
そこで一番の問題だが…
眠くなってくるのだ。
これだけはどうしようもない。
前日は仕事をして、
仕事後すぐに帰宅し、
レースの準備をして、
いったん寝る。
しかし、十分な睡眠をとっているわけではないので、
どうしても眠気が襲ってきてしまう。
そうなると、
コンビニなどで気分転換をしたり、
仮眠をとったりしていかなければならない。
仮眠を取り過ぎたりすると、
勿論レースの参加時間に遅れてしまうことになる。
なので、
仮眠も最小限にとどめなければならない。
こんな時に、
『家族が一緒にいてくれたらなぁ~』
と、つくづく思う。
本当に孤独だ。
時には、
走行中に一人カラオケボックス状態で歌を歌いながら…
しかし、
赤信号で止まれば歌うわけにはいかない。
我に返る瞬間だ。
これの繰り返しでサーキット場に到着する。
そうすると、
半分寝不足状態だ。
寝不足状態でレースに参加を訳にはいかないので、
サーキット場について、レースに参加するまでにも
仮眠をとる。
仮眠をとり、
レース参加前になると、
アドレナリンも出ているのか、
既に目は冴えている。
そしてレースに参加だ。
レースは独りで行うものではない。
寝不足の状態で参加して、
周りに迷惑をかけるようではだめだ。
大事故につながってしまう。
そうならないためにも、
万全な状態でレースに臨まなければならない。
レースが終わってしまえば、
後はゆっくり自宅へ帰るだけ。
完全に疲れ切っている。
道中、仮眠をとりながら、ゆっくりと自宅へ…
自宅へ帰ってもそれで終わりではない。
ヘルメット、レーシングスーツなどの洗濯だ。
これが終わって一日が終わる。
ある意味、
自宅を出発して、
自宅に戻ってくるまでが、
レースなのだ。
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