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急に車が動かなくなったときは…

投稿日:2017年3月8日 更新日:

ちょっと話を変えてみようと思う。

私は休日のたびに一人でドライブしたり、
妻と、愛犬と一緒にドライブしたり。

天気が良ければだいたい、車を運転している。

本当に車の運転が好きなんだなぁとつくづく思う。

皆さんはどうだろうか。

さすがに毎週ドライブはしないかもしれない…

いろいろなところをドライブしていると、
たまにトラブル中の車を見かける。

信号待ちのど真ん中でエンスト(エンジンストップ)していたり、
タイヤがパンクして路肩に止めてあったり。

このような場面に出くわしたことが、
一度ならずともあるだろうと思う。

このような場面に出くわしたならどう行動するか。

私は某ディーラーで自動車の整備をしていたこともあり、
だいたいのことは分かるつもりでいる。

上記のような場面に出くわし、
ドライバーがお年寄りなどの場合は、
とりあえず、駆け寄ってみる。

これまで私は、
雨の中交差点で立ち往生している車を、
近隣の駐車場まで押してあげたこともある。
(勿論一人でぬれながら…)

そのついでに、少し診断をしてあげて、
レッカーを読んだりしたときのアドバイスをしてあげたりする。
バッテリーが弱っている、や○○センサーがおかしい…など。

もりろん、自分の名前を名乗ったりはしない。
しかし、少しでも感謝をされるとやはりうれしい物だ。

また、タイヤがパンクして困っている老夫婦を見かけては、
私がタイヤ交換をしてあげたり。

自動車の整備をしていれば、
だいたいのことは出来るようになる。

あなたはどうだろうか。

もし、
自分の車や知人の車が止まってしまったり、
立ち往生したりしたとき。

このようなとき、
自動車学校で習ったことなどはほとんど役に立たない。
タイヤ交換くらいは出来るかもしれないが。

そこで、
自動車が好きなら、
自動車の構造を少しでも勉強したりしていると、
これから先、ずいぶんと役に立つと思う。

エンジンが止まったときにはどうすればいいか。

バッテリーが上がってしまったらどうすればいいのか。

この二つだけ知ってるだけでも、
役に立つのでは無いかと思う。

初めは難しいかもしれないが、
興味を持てば、自動車の構造を知ることは結構楽しいと思う。

私の思い出の一つを話したいと思う。

もう20数年前になると思うが、
妻と二人でドライブをしていた。

宮崎県の宮崎市内から都城という場所までの、
いつものドライブコースを走っていたときのこと。
※だいたい、3時間コース

当時私が乗っていた車は、
日産スカイライン(HCR32)だった。

所々改造したりして楽しんでいた。
もちろん、極端な違法改造などではない…と思うが…。

いつものように快適に走っていたとき、
急にガス欠のような症状に見舞われた。

アクセルを踏んでも
『ボボボ…ボボボ…』

といってなかなか進まないのだ。

さすがに焦って、惰性で進みつつ路肩に止めた。

真夏の炎天下だ。

妻には木陰に入ってもらい、
私は汗だくになりながら、原因を調べていた。

私はスカイラインが好きでこの業界に入った。

スカイラインの弱点などもだいたい分かっていた。

しかし、
このときばかりは普通の弱点では無かった。

ガス欠のような症状だったので、
まずガソリンの残量を見てみる。

メーターは異常なし。
ガソリンは入れたばかりだ。

燃料ポンプは作動しているか?
キーをオンにしてみると、ポンプの作動音はしている。

燃料はエンジンまで来ているか?
ボンネットを開け、エンジンルームを見てみる。
そして、燃料ホースを触って(つまんで)みる。

すると、通常なら燃料の圧力で、
ホースがぱんぱんになっているはずが、
フニャフニャだ。

燃料が来ていない。

そこで、
気づいた。

もしや、数日前に燃料ポンプを交換したのが原因か…?

当時はGT-R用の燃料ポンプに交換するのがはやっていた。
勿論、コンピュータもプログラムを変えるなどしなければ、
あまり効果は無いだろうが。

私は勿論コンピューターも交換していたが。

そこで、
路肩で、燃料タンクの上部を分解し、
燃料ポンプを外してみると、
燃料タンクの中でホースが破けていた。

これが原因で燃料がエンジンまで来てなかったのだ。

原因は、
燃料ポンプをそのまま取り付けることが出来なかったため、
ホースを無理な角度に曲げてポンプを組み付けていたからだった。

そこで、近隣の系列のディーラーに、

『燃料ホースを10センチくらい持ってきてもらえませんか?』

とお願いして、
部品を車が止まっているところまで持ってきてもらった。

仕事にしていることが役に立ったいい例となった。

このときばかりは、
自分自身で“さすがだな!”と思った。

しかし、道路の真横で、
燃料系統を分解することはあまりお勧め出来ない。

きちんとした場所で作業をすることが大切だし安全だ。

くれぐれも、無茶をしないように!

その後は、
汗だくになったが、無事自宅まで帰ることが出来た。

私自身、いい経験となった。

今となっては、いい夏の思い出だ。

 

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