今回は、
前回の続きだ。
前回は、
私の拭き上げパターンを紹介した。
ルーフ。
↓
ボンネット。
↓
右フロントフェンダー。
↓
右ドア。
↓
右リヤフェンダー。
↓
トランク。
↓
リヤバンパー。
↓
左リヤフェンダ-。
↓
左ドア。
↓
左フロントフェンダー。
↓
最後に、
フロントバンパー。
この順序だ。
ここまでが、
通常の拭き上げだ。
私はここからが本番だ。
車には、
水滴の溜まる場所というのがある。
勿論、
その場所は、
各車種によって様々だ。
一般的には、
ドアの下部付近。
ドアミラーのガラスの部分。
ドアミラーの付け根…
などだ。
うちのロードスターの場合だと、
まず、左右のドア。
この下の部分だ。
ドアには必ず水抜きの穴が存在する。
ドアを開け、
車内の方からドア伸した部分を覗き込んでみると、
その穴が確認できるはずだ。
通常、2~3カ所の穴があるはずだ。
この水抜き穴が無いと、
ドアガラスと、ドアの隙間から入った水が抜け出る場所が無くなるため、
ドアの中に水が溜まってしまう…
といったことになるだろう。
それを防ぐために存在する穴である。
このドアの穴の中で、
一番地面に近い、低い位置にある穴に、
私はティッシュをあてがう。
そうすると、
ティッシュがどんどん水を吸い出していくのだ。
ティッシュをある程度丸めて、
その穴に少し挿入したままの状態をしばらく保持する。
そして、次の箇所へと移っていく。
次は、
ドアミラーだ。
このドアミラーも結構やっかいだ。
水を完全に拭き上げたと思っていても、
実際に道路を走行して見ると…
ドアミラ付近から水がどんどんと出てくる。
そして、
走行風にあおられて、ドアのガラスを濡らし、
ドアパネルも濡らし、リヤフェンダーまで濡らしてしまう。
こうなると、とてもショックだ。
こうならないように、
拭き上げは慎重に行う。
しかし、
完璧にすることは、なかなか難しい。
ドアミラー拭き上げのポイント。
その一つ、
ドアミラーのガラスの部分と、
その下の隙間の部分の間に、
息を吹きかけてみる。
勢いよく、肺活量を利用する。
このときにつばを飛ばさないようにすることが肝となる。
息を吹きかけると、
ドアミラーの奥から水が出てくるはずだ。
ある程度吹き出してあげたら、
そのドアミラーのガラスの下の部分と、
ドアミラーとの隙間に、
折りたたんだティッシュを挿入する。
そうすると、見えなかった水分も吸収してくるはずだ。
そして、ドアミラーベース。
ドアミラーベースとは、
ドアミラーのと利つけてある土台と言えば分かるだろうか。
この土台と、ドアパネルの間にも水が溜まりやすい。
勿論この部分もティッシュを使って水を吸収する。
走行中にドアミラーから出てくる水は、
ドアミラーのガラスの下の部分や、
このドアミラーベースの部分が原因の大半を占めている。
洗車後に走行して、
このドアミラーの部分から水滴が出てこなかったときは、
正直、本当にうれしい。
その次は、車の後ろの部分だ。
ロードスターの場合は、
ハイマウントストップランプ。
この取り付け部分に凄く水が溜まる。
ここをしっかり吸い取っておかないと、
知らないうちに、
このハイマウントストップランプ横にウォータースポットができている。
いわゆる水垢だ。
結構要注意の部分だ。
テールレンズの下にも水は溜まっている。
ここは、
先にも述べたが、
肺活量を利用して、
一気に息を吹きかける。
そして、水を出し切る。
この部分に関しては、
そんなに神経質にならなくても、
割と簡単に水気を取ることができるだろう。
ナンバープレートの周りにも水は溜まっている。
ナンバープレートの後から水が垂れてくるのだ。
ここは、根気よく拭き取ろう。
あと、封印。
後のナンバープレートを固定している2本のボルトがあるが、
左側は封印がしてある。
取り外してはいけない部分だ。
この封印の下からも結構水が出てくる。
最後は、
フロントバンパーだ。
ヘッドライトの下の部分や、
ラジエーターグリルの中。
フォグランプの周りなど…
息を吹きかけたり、
マイクロファイバークロスの角の部分を
各部の隙間に差し込んだりして、
綺麗に水分を拭き取ろう。
これで、
かなりの水滴が拭き上げられるはずだ。